ACCOUNT MANAGEMENT DIVISION

営業本部・自治体チーム

宮国 大
DAI MIYAGUNI
チーフ・アカウント・エグゼクティブ
沖縄県出身/海外物流の仕事(東京で3年)
→電通ベトナムに就職(ベトナムで3年)
→2016年に電通沖縄へ入社

電通沖縄営業本部のふたつの部署のうち、もうひとつが「自治体チーム」です。沖縄県庁や沖縄観光コンベンションンビューローなどの公的機関をクライントとし、県や各市町村などが抱える課題の解決に取り組むのが仕事です。グローバルな視点を持ちながら電通沖縄で働く意識や、自治体チームの営業がどのような役割を果たしているのかを伺いました。

QUESTION.

営業本部・自治体チームとは、どんな仕事をするところなのでしょうか?

営業本部・自治体チームは、沖縄県庁様や沖縄観光コンベンションンビューロー様、その他官公庁、外郭団体などをクライントとして、各組織から公示される案件に主に取り組んでいます。公示案件は基本的に毎年競合案件となるため、案件を獲得するために、お題として出される課題に対しての情報力と知識、企画力と課題解決力が求められます。また、自社だけでは取り組むことができない課題に関しては、電通本社や、業界の域を越えて、様々な協力会社とパートナーを組んで公示に取り組むこともあります。

QUESTION.

具体的に手がけられた仕事について教えてください。

弊社では、沖縄県の観光ブランドである「Be.Okinawa」の立ち上げからブランディング、時にはプロモーションのお手伝いをさせていただいております。これはもともと、沖縄県の海外における認知度を上げるためにスタートしたブランドだったのですが、海外からの観光客数の伸びが順調に推移してきたこともあり、海外ブランドを国内にも統一していこうということで、2016年から国内適用を開始しました。
「Be.Okinawa」ブランドの価値をわかりやすく、沖縄本来の言葉で伝える方法はないか。しかもそれを、県外の方々に理解してもらうためにわかりやすく翻訳しなければならない。そこで、沖縄の「ぬちぐすい(命の薬)」という言葉に着目し、それを県外向けにわかりやすくコピーとして伝えるために、「いのちに力をくれる島」というキャッチコピーをつくりました。このコピーをもとにビジュアルとムービーを制作し、マス広告(テレビや新聞・雑誌、交通広告など)を使って全国展開して認知拡大を図りました。
また、2018年に引退した県出身の有名女性アーティストと沖縄県観光ブランド「Be.Okinawa」のコラボレーションには、最前線でプロジェクトに尽力しました。このコラボレーションが実現したのも、電通が持つネットワーク力によるものです。おかげさまで、「Be.Okinawa」ブランドを日本中の方々に知っていただくのに、大きく貢献できたと思っています。

QUESTION.

他に印象的な仕事はどのような仕事がありますか?

琉球大学のUI(ユニバーシティ・アイデンティティ)開発を弊社でお手伝いさせていただきました。琉球大学は2020年で創立70周年を迎えるのですが、70周年記念に向けて大学のコミュニケーションを新しくしたいというご要望があり、新しいUIをご提案させていただきました。開発のプロセスとしてはまず、学内のステイクホルダーの皆さまにインタビューをさせていただき、琉球大学の成り立ち及び歴史から研究分野まで勉強し、琉球大学のアイデンティティとは何かを定義させていただきました。それから、定義したアイデンティティを表現するためのデザインとコピーを何百という案を出し、また全国の国公立私立大学も参考にしながら、琉球大学の皆さまと協議に協議を重ねました。最終的には、琉球大学の新しいスクールカラー、タグライン、エンブレム、タイプフェース、コミュニケーションマークの制定のお手伝いをさせていただきました。
このプロジェクトは電通関西チームと協同で取り組んだ仕事だったのですが、琉球大学様からは、「電通にしかできない仕事」と言っていただき、電通グループのグループ力があってこそ成し遂げることができた仕事だと感じています。
僕自身が琉球大学出身ということもあり、大学在学中に学んだことがいまの自分に活かされていると感じているので、お世話になった母校への恩返しとも言えるプロジェクトで、実は想い入れが人一倍でした。
どちらのプロジェクトも、電通グループのネットワークがあるからこそ成し遂げられる仕事であり、沖縄にある電通グループの会社だからこそできる仕事でした。また、沖縄でこんなにやりがいのある仕事に携わらせていただき、とても幸せだと感じています。

QUESTION.

仕事の上で心がけていることはありますか?

自治体の仕事は、自社だけで完結できる案件は少ないため、さまざまなステイクホルダー、関係企業、関係者を巻き込みながら、それぞれの利害関係を調整しまとめ、プロジェクトの成功を目指し牽引していく力が求められます。だからこそ、プロジェクトに協力してくれるメンバーの力を最大限に引き出すことができたら、とても良いものが生まれるのです。そしてそれは結果的に、クライアントにも喜んでいただける仕事になるのだと思いますので、そのために営業としてできることに尽力していきたいと考えています。
営業の役割とは、最強の黒子になることだと考えています。営業はプロダクションができるわけでも、クリエーティブができるわけでもないので、幅広い知識を持ってジェネラリスト的な視点で、チームにいるスペシャリストのみんなに十二分に力を発揮してもらえるよう、最大限サポートできるようになりたいと常に思っています。

QUESTION.

自治体チームが仕事を通して感じる達成感とは、
どんなところにありますか?

先にもお伝えしましたが、自治体チームが取り組む案件は、沖縄県や各市町村、社会が抱えている課題を解決することが求められます。無事にプロジェクトをやり遂げることができた際には、社会に対してそれだけ良いインパクトを残すことができると思っています。沖縄のために何かしたいという気持ちを、仕事を通して実現できるというのは、モチベーションアップにとてもつながります。
だからこそ、限られた予算と時間の中で、最高のものを作り出せるように、営業としてできることを全方位で考える。そうすることで、サポートしてくれるメンバーもみんな頑張ってくれるから、結果的に良いものが生まれてくる。多くの関係者をうまくまとめることができたときには、「電通沖縄がまとめてくれて助かった。一緒に仕事をすることができて良かった」と言ってもらえることもあります。これは、営業としての存在意義を肯定されたようで、仕事のやりがいを感じ、良い仕事ができたと嬉しく感じる瞬間でもあります。

QUESTION.

自治体チームにこれから必要な人材はどんな人だと思いますか?

これからの自治体チームに求められる人材は、バランス感覚のいい人だと思います。クライアントと上手くコミュニケーションを取ることができて、クライアントの特性に応じてチーム内を最適に動かすことができる。求められる成果に対して臨機応変にアイデアの形を替え、成果に落とし込める人、と言えばいいでしょうか。
そのためには、バランス感覚や調整力に優れて、機転が効く人が求められていると思います。それに加えて、社会の課題を解決したい、沖縄県に貢献したい、という気持ちがあれば尚良いですね。その気持ちが、仕事に粘りをつくってくれると思います。
最後に、広告会社という枠に捕われず、新しい価値を一緒に楽しみながら創造できるといいですね。なぜなら、僕たちの仕事には毎日決まった仕事というのがなく、新しい枠組み、サービスを考えながら、それをカタチにして実現させていくプロセスを楽しめるからです。

QUESTION.

仕事をしていく上で電通沖縄の魅力とは何だと思いますか?

たとえば、地元の広告会社であれば、地場のネットワークに強みがあると思います。けれども、県外や海外のネットワークを探すときには、自社でイチから探さないといけないかもしれません。一方、電通には世界中に電通グループのネットワークがあります。たとえば、沖縄の企業がベトナムでプロモーションしたいとなったら、僕が以前に所属していた電通ベトナムやベトナムのメディア情報を紹介できます。そういうネットワークをベースにしたソリューションが提供できるのも、電通沖縄の強みだと思います。
電通沖縄を窓口に世界とつながれる。世界の人材とつながれる。沖縄に在りながら、沖縄に留まらず、グローバルな視点で沖縄のためにできることがある。これは他社にはない、電通沖縄の大きな魅力だと考えています。

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