SOLUTION
CREATIVE ROOM

ソリューション・クリエーティブルーム

長谷川 和夫
長谷川 和夫
KAZUO HASEGAWA

ソリューション・クリエーティブルーム長
エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター

ソリューション・クリエーティブルーム長
エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター

大阪府出身/電通関西支社、東京本社を経て→
2018年電通沖縄に赴任

藤井 浩輔
藤井 浩輔
HIROSUKE FUJII

ソリューション・クリエーティブルーム部長
クリエーティブ・ディレクター

ソリューション・クリエーティブルーム部長
クリエーティブ・ディレクター

大阪府出身/2001年電通沖縄に入社

酒井 真歩
酒井 真歩
MAHO SAKAI

ストラテジー・プランナー

ストラテジー・プランナー

沖縄県出身/2018年入社

杉原 冴香
杉原 冴香
SAEKA SUGIHARA

コピーライター、ソリューション・プランナー

コピーライター、ソリューション・プランナー

福岡県出身/2018年入社

「ソリューション・クリエーティブルーム」とフルネームで言う人はほぼおらず、「そりくり」と呼ばれるこのチーム。クライアントのあらゆる課題に対して、クリエーティビティを武器に、ベストソリューションを導き出すのがミッションとのこと。2人の新戦力を迎えてホットな「そりくり」に、仕事の醍醐味を訊きました。

QUESTION.

ソリューション・クリエーティブルームとは、どんな仕事をするところですか?

長谷川 広告からその周辺領域まで、アイデアが必要な仕事を全部やっています。イベント企画・実施や映画プロモーション、マーケットリサーチ、コンサルティングまでなんでもありです。

藤井 このチームは2018年に立ち上がったばかりです。それまではメディア部の中にいたのですが、「そりくり」として独立したことで、提案できることが一気に広がりました。クリエーティブの仕事は、一番楽しいのかなと思いますね。毎日違うことが起きる。すごく刺激的な仕事をやらせていただいていると思います。

QUESTION.

2人の新入社員に伺いますが、広告業界を目指した動機は
何だったのですか? いまはどんな仕事をしているのですか?

酒井 生まれも育ちも沖縄なのですが、高校のときにヨーロッパに留学したことがこの業界を目指すきっかけになりました。1年離れてみて、あらためて沖縄の良さに気づきました。海外ではほとんど沖縄のことは知られていない。でも、写真を見せたりすると「すごくいいね」と言ってくれる。それが嬉しくて、沖縄のことをもっと知ってほしいと思ったんです。広告なら観光や産業など、沖縄全体を盛り上げることができると思いました。

杉原 大学から沖縄に来たので、沖縄に住んで5年目なのですが、どんどん好きになっていって、もう少しこの島で暮らしたいと思いました。美術系の学科にいたので、仕事でも「ものづくり」に携わりたいという想いがあったんです。

酒井 仕事は少しずつ任されてやっているのですが、勉強中ですね。先輩にサポートしていただきながら進めています。

杉原 今は、プロモーション現場でイベントを回すことをやっています。一年目から貴重な体験だと感じます。まだまだ一杯一杯なのですが。

長谷川 本社に比べると、新人でも任せられることが圧倒的に多いでしょうね。プレッシャーもあるかと思いますが、若いうちに現場経験がたっぷりできるというのは、地方拠点にいる大きなチャンスだと思います。

QUESTION.

このチームで手がけられた仕事を何かひとつ、具体的に教えていただけますか?

長谷川 藤井・長谷川で初めてタッグを組んだ仕事が、「会計ソフトfreee2018夏~秋 統合キャンペーン」です。「沖縄と東京・大阪のクリエーティブをつないで、ユニークなことができたら」と思っていたときに、freee様から「沖縄で企業認知をナンバーワンに上げたい。3ヶ月かけて、メディアのプランニングからプロモーション、広告までをトータル提案してほしい、ただしコンペね」という話があったんです。奮闘の結果なんとか勝利できました!

二人で初めて一緒に組むということもあり、企画の指向や進め方を探りながらの仕事でした。そこに僕がいつか一緒にやりたいと思っていた電通関西支社のカリスマプランナーFさんに加わってもらって企画を練り上げていきました。最終的にはKPIを達成、企業認知がジャンル一位の70%まで上がったんです。そこまで行くには苦闘がありました。当初CM認知は上がったけれど、企業認知がなかなか上がらなかったんです。

QUESTION.

それでどういう展開を行ったのですか?

藤井 CMは全部で8本つくったのですが、3つの段階をつくりました。立ち上げ期はブランドイメージをビシッと伝えるためのCMシリーズを3本、次はもっとベタに、すでにfreeeを採用している企業の方に出てもらったCMを4本つくりました。そこで地元経営者とローカルタレントの掛け合いで、商品・サービスの使用実感を、面白く、ゆるーく語ってもらいました。

長谷川 最後は、ナゴパイナップルパーク様のCM世界観とメロディを丸ごと貸してもらい、替え歌にしたんです。沖縄の誰もが知っているCMにfreeeのメッセージが乗っかっていくという前代未聞のコミュニケーション。

藤井 その3段階作戦が効いたと僕は思っていますね。まず、上質なブランド広告があって、そこでベースをつくったあとでベタベタにわかりやすくリアルユーザーがでてきてサービス理解が深まっていくという流れになっていったのかなと。

長谷川 ナゴパイナップルパークCMの替え歌はダメ押しになりました。この歌はみんなが知っているもので、普通、既存のアイデアに乗っかっていくということをクリエーティブはやらないし、局考査ハードルもある。メディアチームと営業に丁寧に折衝してもらったんです。そうすると、「不可能が可能に」動きはじめるんですね。え? OK出たんですか?という感じで。こだわりや常識を捨てて、熱烈な社内連携でこそ通じるものがあるんだということがわかりました。
freee 沖縄地区プロモーション|DENTSU OKINAWA INC. | 電通沖縄

QUESTION.

このチームでひとつのプロジェクトを完成させてみて、
お互いの仕事のやり方から学ぶことはありましたか?

藤井 長谷川さんと一緒にやってみて、その仕事の進め方全部が面白かったんです。これは自分自身の仕事にもすごくいい影響がありました。長谷川さんは大阪や東京にいろんなネットワークがあって、その人たちと仕事をすることで、クリエーティブに対する勇気をもらえましたし、いいクリエーターとコラボレーションをしていくことによって、完成度、伝える力を上げていくことができることを実感しました。

長谷川 予算が少ない中で、一緒につくるクリエーターにどう興味を持ってもらうか。トップクリエーターたちは忙しい人ばかりですから、それでも一緒にやってみたいと思ってもらえるオファーの仕方は重要です。
一方、僕は藤井と仕事する中で、沖縄の文化、歴史、環境や県民性について教えてもらえた。彼は、大阪人目線を持ちつつ、沖縄に15年以上暮らしているから、沖縄の特徴や県民性を本土から来た人にもうまく伝えられる。これはやってはいけないとか、これは失礼にあたるとかいうことは、広告にとってすごく大事なことなので、それを聞いてやっていっていけたのは、安心感がありました。

QUESTION.

ソリューション・クリエーティブルームにおいて、
大切にしていることなどは何ですか?

長谷川 無理ない範囲で、一緒にご飯を食べにいこうとしています。お昼とか、月一「そりくり晩ごはん会」とか。めし食って、雑談して、仲間がどんな空気で過ごしているかがわかった方がいい。こっ恥ずかしいですが、大きな家族みたいな目線でないと、うまくいかないと思っています。自分もそうしてもらってきたので、及ばずながら僕もやってみようかなという感じですね。

藤井 「つくるもの」ということで言うと、クライアントはもちろん沖縄の社会、業界に、いい影響を与えられるものづくりをと、心がけています。沖縄は独自の文化圏を持っていますし、県民性にも特徴がありますから、そこで生まれてくるCMもやっぱり独自のものでないと、と思うんです。
沖縄らしさってなんだろう、沖縄のクリエーティブってなんだろうということを、いつも考えています。
たとえば沖縄社会が暗かったら明るいコミュニケーションをしたり、元気づけるようなCMを作ってみたり、沖縄のいま流れている空気の中で、いいものができるようにということを考えていますね。

QUESTION.

ソリューション・クリエーティブルームには
これからどんな人材が必要だと思いますか?

長谷川 専門領域を3つくらい持ってほしいと思います。クリエーティブなり、マーケティングなりの専門の深い知識や経験は必要ですが、そこで満足しないでほしい。クリエーティブだったら、プロモーションやメディア、PR、デジタルの領域のことも勉強して、全部語れるようになる、そういう「越境力」みたいなことが必要です。
それと、沖縄はやはり地元の結びつきが強いので、僕の場合ですと、大阪出身ということがハンデになるかなと思っていました。だけど、むしろそれを武器だと思って、学んできたビジネスの仕方を活かしたいといまは思っているんです。「ご飯食べにいきましょうよ」と反射的に言っちゃうのが大阪流ドアノック。生まれ育った中で得たことを大切にして、その上で、沖縄でのビジネスがどういうことかを考えていく。沖縄の人も、九州の人も、大阪の人もいろいろ合わさって、多様性たっぷりの「そりくり」をつくれたら来た意味があるかなと思いますね。

QUESTION.

電通沖縄だからこそできるクリエーティブの面白さとは何だと思いますか?

長谷川 東京本社や関西、中部支社ともつながれるし、知識や人材も持ってくることができる。沖縄の目線を大事にしながら、グループの知見をどんどん使っていけたら、ユニークなことが生み出せると思います。
「沖縄のために何ができるか」は全員が思っていて、一番大事なところです。当然、東京でいいとされる表現と、沖縄でワクワクする表現は違うと思うので、そこを見極めたいですね。

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