
沖縄の未来を拓く!生成AIセミナーを開催 — 国内電通グループのAIトップが登壇
2025年9月12日(金)、電通沖縄にて「沖縄の未来を拓く!生成AIセミナー」を開催しました。
本セミナーでは、電通グループのAI推進を担うトップメンバーを講師に迎え、生成AIがもたらす経営・マーケティングの革新について講演を行いました。
■講師陣(国内電通グループ)
山本 覚 氏(電通デジタル CAIO〈最高AI責任者〉兼 執行役員)
津布楽 一樹 氏(電通デジタル エグゼクティブディレクター)
地元 昇太 氏(電通デジタル データ&AI部門 AIイノベーション事業部 GM)
■セミナー内容
本セミナーは、国内電通グループ(dentsu Japan)のAI戦略を牽引する3名のキーパーソン——電通デジタルCAIO(最高AI責任者)山本覚氏、エグゼクティブディレクター津布楽一樹氏、AIイノベーション事業部 GM地元昇太氏——を講師に迎え、午前・午後の2回にわたり開催いたしました。
山本氏のセッションでは、生成AIの進化と技術変遷を背景に、マーケティング領域での革新についてご紹介いただきました。画像・動画生成や自律型エージェントの実用化により、広告制作や生活者理解が高度化しています。∞AI AdsやAIペルソナなどの事例を通じて、創造的思考支援や統合マーケティングAIエージェントの可能性が示されました。
津布楽氏からは、沖縄の地域特性と課題を踏まえ、AIとクリエイティビティによる地域活性の可能性についてご紹介いただきました。国内外の先進事例を交えながら、観光・行政・ヘルスケアなど多分野でのAI活用の展望が示されました。沖縄における実装に向けた提言もあり、今後の地域連携のヒントとなる内容でした。
地元氏からは、生成AI活用において「まずは使ってみる」姿勢が重要であると述べました。電通デジタルでは社内ツールの利用率が高く、勉強会や社内の相談窓口を通じてAIリスキリングが進んでいます。また、地域電通AIコミッティを通じて沖縄を含む各地でAIネイティブ化を推進しています。実践事例として、番組制作や観光業向けリサーチ支援なども紹介され、若者世代との親和性を活かした地域活性の可能性が語られました。
セミナーの締めくくりでは、「AI時代だからこそ、人と人とのつながりが重要」とのメッセージが送られ、電通沖縄が”沖縄”のAI活用支援窓口として伴走する重要性が示されました。今後はテーマ特化型のセミナーも予定しており、沖縄の未来を拓く第一歩となるイベントとなりました。